VIO脱毛をはじめとする様々な部位の脱毛を行う場所として有名なのはエステサロンです。これは、脱毛が美容の一環として行われるものであるという認識が広がっているためですが、実は医療機関でも脱毛を行うことが可能で、効果は医療機関による施術のほうが高いのです。
エステサロンで行われるのはフラッシュ式の脱毛です。これは、毛根などに光を当てて細胞を破壊する方式です。しかし、光は波長が安定しないためピンポイントで照射することが難しく、その欠点を補うために出力を強くします。すると、今度は肌へのダメージが大きくなってしまうのです。かといって出力を変えなければ何度もエステに通わなければならなくなり、その分料金も高くなります。
一方で、医療機関で行われるのはレーザー式です。光ではなくレーザーを照射するのでピンポイントで毛根などを刺激することが可能で、効果が高いのです。また、医師や看護師の資格が無ければレーザー機械を扱えないため安心感もあります。VIOなどのデリケートな部分であれば特にレーザーによる施術がおすすめなのです。
クリニックでしか行えない脱毛のメリットとデメリット
レーザー脱毛はクリニックでしか行えないため、近場に施術を実施している医療機関がない場合はエステサロンに通ってしまいがちですが、例え遠方であってもクリニックによるレーザー脱毛がおすすめです。
メリットとして挙げられるのは、肌へのダメージの少なさです。レーザーは光と違って波長が一定で直進するため照射効率が高く、ムダ毛がない周囲の肌に照射してしまうことがありません。発毛を促す細胞をしっかりと破壊できるため、永久脱毛も可能なのです。フラッシュ式より施術回数が少なくなることも大きなメリットで、完了までに5回から6回の通院で済みます。フラッシュ式を用いるエステサロンでも回数が少ない場合がありますが、その場合は一時的に発毛しなくなるだけで月日が経てばまた発毛が始まってしまうのです。
デメリットとしては、施術を行っているクリニックが少ないことと料金面の負担があります。医療機関でなければレーザー式を扱うことが出来ないため、都市部以外では利用できないこともあります。また、全身の施術を行うと総額50万円前後の料金がかかります。